商学部 一般入試

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商学部3年 相馬 颯斗

 

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【受験科目・受験方法について】

慶應商学部一般入試にはA方式・B方式という2つの受験方法が存在しますが、私はB方式を選択し、英語・日本史・論文テストの3科目で受験しました。A方式の方が倍率が低くて合格を狙いやすいと言われがちですが、私は数学に苦手意識があったため最後に数学が足を引っ張るのを恐れ、B方式で受験することに決めました。

【受験することを決めた理由】

私が慶應義塾大学を受験することにした理由は主に2つあります。
1つ目は大学のレベルです。私の出身高校では部活動が盛んではありませんでしたが、大学受験では高いレベルを目指す生徒が多かったこともあり、自分も高いレベルの大学に進学して文武両道を成し遂げたいという思いがありました。私は、慶應義塾大学はこれに当てはまる大学であると判断しました。
2つ目は體育會卓球部の存在です。私は高校生の頃、慶應義塾體育會卓球部の練習に参加させていただいていました。その際、礼儀の中にある部員間の仲の良さ、そして全部員が卓球に真剣に取り組む様子がとても印象的でした。決して強豪校ではない中高で卓球をしていた私にとって、これは驚くべきものであり、このような環境で卓球が出来れば1人の卓球選手として、そして人として大きく成長できると感じました。
さらに慶應義塾體育會卓球部には、卓球について質問すると、とことんその疑問に対して向き合っていただける先輩方が大勢いらっしゃいます。勉強や自分の練習などで、とても忙しいはずなのにも関わらず、規定練習後に一緒に居残りをして何時間も様々なことを教えていただきました。このような点も慶應義塾大学を受験することに決めた理由の一つです。

【対策のポイント】

まず大前提として、受験勉強に正解はなく、どのような方法であれそれを信じて貫いた人が合格を勝ち取れると私は考えていますが、その中で私がどのようにして慶應商学部の対策をしたのかお話させていただきます。
慶應商学部一般入試で求められている力はなんと言ってもスピードと正確性であると私は考えています。先程述べた通り、私は英語・日本史・論文テストの3科目で受験したので、それぞれの科目について自分が意識していた点をお話します。

〈英語〉
英語は他学部と比べて量が多いです。しかし難易度は他学部と同等かそれより易しい程度なので、私はある程度のレベルの英文を早く正確に読み、且つ何度も文章を見返すことなく設問に解答できるよう練習をしていました。商学部の英語は最後の語形変化問題を除いて特徴的な設問は多くないため、早慶の他学部の問題でも対策をしていました。

〈日本史〉
年によりますが、日本史はあまり難易度が高い問題は出題されないので基本的な用語をどれだけ正確に詰められているかどうかがとても重要だと思います。また、マーク式の問題は皆出来るためにあまり差がつかないようなので、記述式の問題でどれだけ正確に解答出来るかが合否を分けると考え、漢字練習にも時間をかけました。

〈論文テスト〉
論文テストは年によって難易度が異なると思います。また、その内容に統一性はないため、過去問を通してその形式になれたあとは、他大学の現代文の演習をして読解力を身につけておくことが大切だと思います。また、数学的な問題が出題されることがあるので、余裕があれば数学の確率の範囲を勉強しておけばいいと考えていました。

〈最後に〉
私自身、受験生の時は成績優秀で合格したわけではありません。しかし、慶應大学に合格したいという強い気持ちは誰よりも強く持っていた自負があります。受験において最後の最後で合否を分けるのはその大学に合格したいという気持ちの強さだと思います。受験勉強は辛くて大変な時期もあるとは思いますが、強い気持ちを持って是非頑張ってください。